発明説明書(質疑応答形式にしています)
ハッキリいって、「発明説明書」の作成は面倒かも知れません。
しかし、ここでお客様が「発明説明書」をシッカリ作成しているか否かで、後々、特許権が生きるか死ぬかに直結します。絶対に手を抜かずに作成されることをお勧めします。
当然ながら弊所は全力で特許出願(特許申請)書類を作成しますが、特許権の取得は「お客様」と「弁理士」との協働作業で成立するものですから、
お客様におかれましても手抜きの無い対応が求められます。もちろん、「発明説明書」を作成する上で、不明な点が生じた場合、何なりと遠慮なく、お問い合わせください。
では、質問に答えながら、「発明説明書」を完成させてみてください。
以下はコンピュータ関連の発明を想定して説明していますので、「物」の発明では違った観点が必要になります。必要であれば、別途お問い合わせください。下記事項をビシッと揃えられるお客様は10社(10人)に1社(1人)ぐらいですから、作成できなくても、何ら問題有りませんよ。その分、打ち合わせを充実させますので、ご安心を。
・実施予定の有無、時期、国
・本願発明の使用形態(製品、システム、プログラム等)
・競合相手先(想定される権利行使先)
・競合相手先による当発明の使用形態(想像でOK!)
・迂回技術の検討
お客様におかれまして、「この技術(発明)について、特許権を取得すべきか否か」を悩まれた場合、まずは弁理士に相談されることをお勧めします。
しかし、次善策として社内で解決しようとなさる際、下記のフローチャートを参考に検討してみてください。